メダカを飼い始めてすぐに全滅してしまった。
そんな声を聞いたことがあります。
メダカは迎えた当日に水槽立ち上げしても飼育可能です。
ただ、小さな体なので、環境の変化に敏感です。
飼育前のひと手間、メダカの水つくりをすることが大切です。
メダカの水つくりと聞いても、初心者さんには、分かりにくいかもしれません。
今回は、メダカの水つくりについてみていきましょう。
メダカの水の作り方
メダカを飼う前にすることの1つに、水つくりがあります。
メダカは、飼育しやすいですが急な環境の変化には弱いです。
少しでも長くメダカと一緒に過ごせるよう、水つくりをしましょう。
飼育容器の立ち上げ

写真は、室内飼育している我が家の水槽です。
メダカを入れる前に、飼育容器の立ち上げは必須です。
飼育容器の立ち上げとは、メダカのお家づくりです。
冬季室内で飼育する場合、
- 水
- エアレーションか水流が作れる装置
- ヒーター
これが最低限必要になります。
私はそれ以外に、底砂をカップに入れて置いてます。
これは、バクテリアが住むための場所になります。

メダカ飼育の水とは

メダカにとって水は、命です。
観賞魚の中でもメダカの水は軽視されがちです。
しかし、水質でメダカが変わります。
キレイな水で飼育しましょう。
しかし、水道水を直接使う事はやめてください。
一晩汲み置きしてカルキを抜いた水を使う
水道水に含まれる塩素がメダカには有害なので、汲み置きをしてカルキを抜きましょう。
バクテリアを入れる

メダカは、きれいな水が大切ですが、その水質を保つことも必要です。
ここで活躍するのがバクテリアです。
バクテリアが、有害なものを食べてくれて、害の少ないものに変えてくれます。
これが生物ろ過の仕組みです。
バクテリアは、多孔質に石に住み着きやすいです。
石を敷くなど、バクテリアが住める場所を確保する必要があります。
バクテリアを活用し、きれいな水を保ちましょう。
https://medakakkonoheya.com/bakuteria/
過密飼育はNG

メダカは小さな魚なので、必要な水量も少量で良いように思ってしまいます。
メダカが快適に生活できるようにするためには、過密飼育は避けて下さい。
メダカ1匹に1リットルの水
これを基準に容器を準備することが好ましいです。
とはいえ、なかなか大きな場所を確保できない。
そんな場合は、一度にたくさんのメダカを迎える事はやめましょう。
メダカの過密飼育はどうしてダメなの?初心者にもわかりやすく解説!

卵を産ませたい時の水つくり

メダカ飼育していると、増やしてみたいと思うようになります。
繁殖は、比較的容易な観賞魚です。
しかし、どうしても、卵を産んでくれない、、、。
そんな時、私が使うアイテムがあります。
「テトラ メダカ産卵繁殖用水つくり」です。
これで、産卵をしてくれなかったメダカが産卵を始めてくれました。
生き物なので、絶対はないですが、どうしようもなくなったときは試してみて下さい。

メダカの水の作り方【まとめ】
今回は、メダカ飼育初心者さんに向け、最低限の水つくりについて書いてみました。
上級者さんから見ると、まだまだ補足はあるかと思います。
メダカ飼育に、正解はありません。
自分のメダカに合った飼育方法をすることが一番です。
メダカ飼育に困ったら、メダカ飼育のベテランさんに質問してみて下さい。
たいていの方が、やさしくアドバイスくださいますよ。
皆さんのメダカ飼育の参考になれば幸いです。