今年も、もうすぐ暑い暑い夏がやってきます。
メダカ飼育で太陽光は大切です。
しかし、あまりにも暑すぎるとメダカに悪影響を及ぼします。
近年、日本は猛暑日になる日が多くなっています。
真夏は、体にこたえる暑さです。
これは、メダカも同じなのです。
暑い夏を元気に乗り越えられるよう、いろいろ対策を見ていきましょう。
夏のメダカ飼育
2020年7月。
記録的な豪雨に見舞われた地域もあり、夏のメダカ飼育で気を付けることも色々出てきそうですね。
2020年の夏の天気予報
今年の夏は、どのような天気になるのでしょうか。
年々、地球温暖化が進んでいます。
そのため、世界全体で気温が高くなる予想です。
今年の夏の気温は、全国的に暖かい空気に覆われやすく、高くなるとされています。
梅雨時は蒸し暑く、真夏になると、厳しい暑さの見込み。
屋外でのメダカのお世話は、熱中症対策を万全にして下さい。
メダカに集中すると、時間を忘れがち。
水分補給と適度な休憩をして下さいね。
メダカが過ごしやすい水温

メダカは、飼育しやすい淡水魚の1つです。
メダカが生存できる水温の目安は、2℃〜38℃程度と、幅広いです。
しかし、水温下がりすぎ、上がりすぎは、体調不良の原因になります。
また、快適に過ごせて、最も成長しやすい水温は25℃〜28℃です。
健康的なメダカを育てるには、水温管理は重要です。
夏の暑さ対策
ここでは、めだかっ娘が実際に取り入れてる暑さ対策を紹介します。

水槽に直射日光が当たると、水温が上昇しやすくなります。
直射日光を避けるには、日除けが必要です。
めだかっ娘は、飼育スペースに屋根があります。
屋根の柱にすだれを設置し、直射日光を避けるようにしています。
すだれをつるす場所がない場合、直接すだれを容器の上に置くことも有効です。
また、よしずを使い日陰を作ってもよいでしょう。
省スペース向けのすだれ
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メダカの飼育水の温度上昇の原因は、直射日光だけではありません。
日光により暑くなった地面から地熱が伝わり水温が上昇することもあります。
めだかっ娘の使っているNVボックスのようにプラスチック製の容器は熱が伝わりやすいという弱点があります。
地熱が伝わりにくくするには、容器を直接地面に置かずに高さをつけることです。
めだかっ娘は、近所のお店にお願いして、野菜を入れるケースを分けて頂きました。
この高さがあるだけで、直置きしているときよりも水温上昇は軽減されます。

夏は気温が高い季節です。
どれだけ対策をしていても、他の季節より水温は上がります。
日の当たる時間も長くなります。
日照時間が長いと、光合成が活発になり、コケなどで水質の悪化が加速します。
過剰な水温上昇も水質悪化も、メダカには悪影響を与えます。
少しでも良い環境を作るため、夏は水換えの回数を増やしましょう。
めだかっ娘は1週間に2回は水換えができるように心がけています。
水換えの回数は、目安なので、環境に応じて調節してください。
これは、めだかっ娘が実際に使っている水温計です。
夏の時期に限らず、メダカ飼育での水温管理は不可欠です。
この水温計は、水に浮くタイプなので、横見ができない容器でも簡単に水温がわかります。
同じスペースで飼育していても、ちょっとした日当たりの加減で、水温が変わることもあります。
水温管理を徹底するには、各水槽毎に水温計を入れることが一番です。
夏のメダカ管理【まとめ】
夏はメダカが産卵シーズンのピークを迎えます。
メダカ飼育が毎日忙しくなる時期です。
仕事を持ちながらメダカ飼育をしていると、ついつい水温の上昇を見落としがちです。
せっかく産まれたメダカが、仕事から帰宅すると茹で上がってしまっている…。
そんなことにならないように、暑さ対策はしっかりしましょう。
メダカ飼育を始めるときに、日当たりのことを下調べしておくことは重要です。
容器を設置して水を入れ、メダカを迎えてから、とても暑い場所だと分かったら、大移動が必要になってしまいます。
メダカ飼育の夏。
暑さ対策は万全にしておきましょう。