アクアリウムショップに行くと、メダカや金魚が販売されています。
メダカも金魚もきれいで可愛い観賞魚です。
メダカと金魚は、混泳で飼育できます。
しかし、できる事なら、やめておく方が良いです。
決してオススメはしません。
今回は、メダカと金魚の混泳について見ていきましょう。
メダカと金魚の混泳について
メダカも金魚もそれぞれに可愛さがあり、一緒に泳がせたくなることもあるでしょう。
メダカと金魚の混泳がおススメできない理由を説明していきます。
メダカとは?

メダカは、日本で一番小さな淡水魚です。
ダツ目、メダカ科に属します。
メダカの体長は、4㎝以下の魚です。
飼育が簡単で、古くから親しまれている観賞魚です。
現在は、ヒメダカをはじめとする品種改良されたメダカが多く流通しています。
飼育されているメダカの平均寿命は、2~4年です。
メダカにはメダカ用のエサを与えて下さい。
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金魚とは?
金魚は、コイ目、コイ科、フナ属の魚です。
フナの突然変異から、赤い魚を観賞用に交配を重ねていき、誕生しました。
今では、世界中で飼育されています。
金魚の体長は、大きな個体では20㎝を超えるものもいます。
飼育されている金魚は、かなり長生きし、寿命が10年を超えることもあります。
金魚には、金魚用の餌を与えて下さい。
メダカと金魚の混泳のデメリット
メダカと金魚は、同じ淡水魚で、ヒーターを入れずに飼えたり、飼育の環境が似ています。
簡単に混泳できると考えてしまうかもしれません、混泳はおススメしません。
メダカと金魚の混泳のデメリットをまとめてみました。
メダカと金魚は種類の違う魚である
これが最大の理由です。
種類の違う魚は、成魚になったときのサイズが違います。
小さな頃は同じくらいのサイズであっても、大きくなるにつれ、サイズの差が出てきます。
金魚が大きくなり、メダカが口に入るサイズに成長すると、食べられてしまいます。
また、金魚の排泄物により、水質が悪化し、小さなメダカが耐えられないことがあります。
体が大きいと、酸素も多く必要になります。
酸素を補うために、エアレーション(ブクブク)を入れる事があります。
メダカは強い水流は苦手です。
金魚にとっては大切なエアレーションが強すぎると、メダカにとっては、良くないです。
体のサイズが違うと、エサの大きさや量も違います。
エサの粒が大きすぎて、メダカがエサを食べられなかったり、エサの量が少なくて、金魚が栄養不良になる事も考えられます。
このように、メダカと金魚の特性を理解しないままの混泳は、控えておきましょう。
クロメダカとシロメダカのように、メダカ同士の混泳は可能です。
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メダカと金魚の混泳での飼育【まとめ】
メダカと金魚の混泳はできないことはありません。
しかし、メダカと金魚の知識が不十分なままの混泳飼育は、おススメできません。
メダカと金魚が飼育したい時は、別の容器を用意しましょう。
私の家にも、メダカも金魚も居ます。
別々の容器で飼育しており、メダカかも金魚も産卵し、増えています。
その魚に合った環境で飼育すると、健康的で長生きしてくれますし、産卵もします。
メダカと金魚、それぞれの良さが引き立つ飼い方をしましょう。
皆さんの飼育の参考になれば幸いです。